
個人的良書をレヴューしていきたいと思います。誰かの本を探す手助けになれば、これ幸いです。
引きこもりを一方的に肯定する本でもない。物事は相対的に認識されるべきで、良いも悪いも一概に決め付けることが出来ない。たとえそれが、テロとか、戦争とかでも。簡潔な文章で、吉本さんの温かい眼差しを感じる。
プリオン。所謂狂牛病についての本。不眠になって衰弱していく一族を調べていくうちに、80年前の食人習慣にたどり着く。食人と言っても、そんなにおどろおどろしいモノでもなく、自然の淘汰とかそんな感じ。
社会保障の目を覆うような事実と、その対処法。ただ、この本で示されている対処法を実行するには、当然ながらかなりの覚悟が必要だと思う。世代を超えた議論が必要なほど、事態は逼迫している。
自由主義の本質は分解なんだな。と、この本を読んで思った。今、時代は社会どころなく、個人さえも分解している。そう考えると、21世紀は生物学の時代だというのも必然なんだろうと思う。知的好奇心が全開になる。
AV女優へのインタビュー集。あえての共通点と言えば、みんなすごく明るくて元気だと思った。インタビューに答えた女性たちは、何かを奪われた経験がある。それを取り返すために元気なんじゃないのかとも思った。
イノベーションは大人気なさから生まれる。確かになあ。と本書を読んで思った。そういえば、意地悪ばかりしてるのに、何故か人気者って奴がクラスに一人くらいはいた。最終章の本の紹介も面白そうなものばかり。
勝つんじゃなくて”負けない”。人間としての本能が大事だというこの本。野球は18人、麻雀は4人で1チームという言葉には鳥肌がたった。敵も味方もなく、良い状況を創りだすことによって負けないことができる。
リリーさんのエッセイ。これはこれでとても面白い。ほんのちょっと道から外れている人たちにむけるリリーさんの眼差し。それは客観的でありながら、まるでリリーさんが自分自身を見ているような感じでした。