
ホミニッドの続編。つながった2 つの世界が互いの世界へ影響を及ぼしあう。人として。そして、ヒトとして。
ホモサピエンスではなくネアンデルタール人が進化した並行宇宙が存在した?ファーストコンタクトもの。
see: http://crossreview.jp/mtsuyugu/reviews/4044601135
コレは怖いですね。怖いけどハッピーエンド。超常現象や超能力にたいして独自の解釈を見いだしてそれを SF のネタにするのという形式はいろいろあると思うのですが、本書もそのジャンルに属する物語です。
日本人が書いた SF をさくっと読みたいなと思っていたところに、ぴったりの一冊でした。短編集が何編か収録されているのですが、僕が思っている短編の長さよりは短い目でショートショートよりは長い感じ。
この後に書かれた「2001年~」 を知っているとタイトルでスジを読めたり、既視感のある場面がありましたが、それは名作古典ならもう仕方のないことなのでしょう。本作はそれを差し引いてもすばらしいものです。
FLT(4)を証明したときは張り巡らされた伏線が全て回収されていくというミステリーと同じ読書感。ということは 2 回目を読むと別の楽しみ方ができるということか。奥が深い。シリーズ化希望します。