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文藝春秋 | 古川 日出男 | 570円
しびれた。面白い。運命の軍用犬の系譜。もうひとつ、人間(と犬)の物語。これが絡み合いながら進む。グロテスクさ、あふれる生命力。文体もタイトルも装丁もいい。久々に心を打たれた小説。文庫版だと犬の系図付。
20世紀はイヌの世紀だった。1943年、日本軍が撤収したキスカ島に残された4頭の軍用犬から始まる壮大な物語。強烈なまでにクセのある口語文が賛否両論分かれるところです。私はハマりました。
人(とイヌ)が歴史を翻弄し、イヌ(と人)が歴史に翻弄されるこの圧倒的なダイナミズムは、文学でなきゃ表現できないと思った。 読み終えた後の疲労感が何かを戦い終えた後のようで心地よかったです。
犬の話を縦糸に、ソ連に裏切られた男の復讐の話を横糸に編まれた本。最終的には一本につながるのですが。犬の話ではその壮大さに心を奪われ、男の話では、その強さ、ハードボイルドな気分に心が奪われます。好き。
アリューシャン列島に取り残された軍用犬の系譜をたどりつつ ロシアを中心とした現代史を ガーーーーーーーーと 一気に読む。 犬イイ! 文庫にもなったので是非!
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