
TBSラジオでやっていた「ずんずん落語」をより真剣に詳しくという感じ。熱く真剣な思いだからなんだろうけど、楽しくは読めなかった。読者に対してというよりも自分で再確認しているような印象。
あんま大げさに考えず、構えず、好き勝手にガンガン読めばいいんだよね。脳内で読み上げちゃ駄目だとか、速読術がどうとか関係なく。でも、ちょっとしたツールとか工夫をするともっといいよ、面白いよっていう感じ。
全体を構成するエピソードの部分では良いものが多くあって、なかなか楽しめたと思う。でも、それらを『PLUTO』というひとつの物語として捉えると、どうにも疑問符が浮かんでしまって仕方がない。
宮本さんと渋沢さんの出会いもすんごい縁(縁以前の彼らの存在自体も)だし、その周囲も個々だけじゃなくて、ひっくるめて全部超劇的。しかもそれがモノホンの日本の近代の歴史なんだから、すごい、ホントにスゴイ。
じわりじわりとしっかり足下を踏み固めて、そろそろどがん!と来そうなワクワク&ドキドキの気配。好き嫌い分かれそうだけど絵柄ともあいまって独特の世界観を味わえるかなり贅沢な作品。次巻への期待に拍車。
『夜市』を読んだだけだとホラー風味のファンタジーくらいしか感じなかったけど併録されている『風の古道』を読んだら印象変わった。少し置いてどちらも再読してみようと思う。
単行本だけで読んでいると、ここのところ中だるみっぽくて「ヤヴァイ?」気配が漂ってたけど、この巻でかなり持ち直した感じ。少なくとも次巻を読むのが楽しみになっている。
まだ途中だけど、ほぼ断言できそうな気がする。とても親切丁寧で分かりやすい。CSSと(x)htmlくらいしか理解のない自分でも入り口に立つことが出来た。中級、上級に進んでいくにも役に立つ良書だと思う。